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結城義広ニューアルバム "GRUNGE SOUL" 撮影ウラ話(前編)

こんにちは。

随分とお久しぶりになってしまいました。

トイカメラ・フィルムカメラの写真展 PHYSICAL GRAFFITI 代表のJulesです。(ジュールと読みます)

本日はご縁がありまして、私Julesがジャケット撮影とアートワークを担当させていただきました、12月20日リリースとなります、結城義広さんのニューアルバム "GRUNGE SOUL"(グランジ・ソウル) の撮影ウラ話的なものを2回(もしかしたら3回)に渡り綴ってみようかと思います。

お時間あります際にお読みいただけますと幸いです。

結城さんもオフィシャルブログで書かれていましたが、私と結城さんの出会いは2016年の今頃でした。共通の知人であるビートメイカーの呉十郎くんのライブイベントで紹介されたことがキッカケです。(呉十郎くんは今年の5月に開催した写真展 "Re:PHYSICAL GRAFFITI -future present past-" のライブもオーガナイズしてくれました)

結城さんからは当初 "GRUNGE SOUL" というアルバムタイトルと "Nirvana" あたりのグランジの音、ファッション、文化と "Prince" や "Lenny Kravitz" "Rihanna" あたりのソウル、ロック、ファンクの音、ファッション、文化やヴィジュアルイメージで、且つ "Daryl Hannah" が映画 "Blade Runner" で演じた "Pris" という、それだけを聞くととても突拍子もないようなイメージの融合を伝えられました。

また、詩の世界は "ロック" や "パンク" の精神性のようなもの、放送禁止用語も敢えて使い表現したいと。

ただ、それらを伝えられて、私としては何故か「腑に落ちる」感覚を持ったことを覚えています。

私自身、少年時代から "David Bowie" や "Culture Club" "Duran Duran" あたりのニューロマンティックから "Ramones" や "Sex Pistols" "The Clash" あたりのニューヨークパンク、ロンドンパンク、もちろんギターロックが大好きですから "自由への疾走" 期の "Lenny Kravitz" なんかも聴きながら育って来ました。

更に言えば、私はSFが好きで、怪作 "Blade Runner" のイメージまで飛び出して来たのだから、全てを受容して繋がったのも何も可笑しなことではなかったのかも知れません。

私にとっては極めて有難いオファーを頂戴した訳です。

では、具体的に結城さんの表現したい音と詩とヴィジュアルの世界を構築する初期フェーズで私がイメージしたことは、70's〜80's期の "Bowie" や "Lou Reed" "Queen" を撮影して来た世界一有名なロックフォトグラファー "Mick Rock" のアートワークです。

また、基本スナップがメインの私ですが、こう見えて写真の守備範囲は広くてですね。笑

元エリート所属のモデルでファッションフォトグラファーの第一人者の一人 "Ellen von Unwerth" のヴィジュアルイメージも取り入れようと考えました。彼女の表現はロックでパンクですからね。

そこに現在の私を構築するいくつかのヴィジュアル的な素養である、いつももっとも近くに存在していたアルバムジャケットたちやSF、ロードムービーなどの映画、そしてヴィジュアルとしての音、もちろん "William Klein" や ”Daido Moriyama" ら偉大な写真の先達など。

これらを一度ゴチャ混ぜにして、アウトプットを生み出してみることにしました。

ということで、音楽が絡むと話したいことが沢山あり過ぎるので次回に続きます。

懲りずにお付き合いください。笑

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